〈基本的な要素〉 ① そのために、普段から「よかったところ、最近の苦労、 ②研究チーム・仲間をつくる 一人の困りごとや生活体験を素材に研究をすすめるプロセスは、 ③相手を変えるのではなく、自分がどう変わるかを志向する 当事者研究は、いわゆる生活上の問題を抱えた人の態度変化や、
〈応用的な要素〉 ④ 困りごとに直面したときには“研究してみよう”と考え、 日常生活で困りごとに遭遇したときに、常に“研究してみよう” ⑤人と出来事(問題)を分けて考える。 人が問題なのではない、問題が問題なのだ、 ⑥研究の第一歩は「データとり」。研究ノートを活用する。 こまめにデータをとり、自分にあったグラフや表、 ⑦繰り返しおきる出来事のパターンやサイクル、意味を見極める。 繰り返しおきる問題や苦労のパターンやサイクル( ⑧“今までの自分の助け方”と“新しい助け方”の視点。 今までの失敗や行き詰まりを“自分の助け方の結果”と捉えて、 ⑨相談されたときは、仲間の研究に関する情報提供をする。 当事者研究は、挑戦を見守っていてもらえる、 ⑩どんな困りごとも、最初の相談相手は“自分自身”である。 自分を差し置いて、人に相談すると“苦労の丸投げ”に陥るので、 ⑪人の苦労も十人十色。人間一人一人がユニークで、 当事者研究は、一人一人の苦労の輪郭を丁寧になぞるような関心、 |